獅子林 様

おかげさまで創業50年
老舗の町中華 
鉄板餃子

チラシを入れた途端来店が増え、メニューのオーダーもスムーズになりました!

岐阜市長森地区の中華料理『獅子林』(ししりん)様では、チラシを入れたことで、来店客だけでなく、テイクアウト、出前の新規のお客様があり、制作費用を超える売り上げがありました。

まずは、店舗が目立たないこと、加えてコロナ禍で来店客が減ったこともあり、お店の認知を高めることが重要課題でした。

創業した柳ケ瀬時代から50年の歴史があり、ご主人様と奥様、息子さんの家族で経営され、町中華として親しまれて来ました。
しかし、移転されてからは、通りに面しているのに、駐車場が広いため店舗が分かりににくく、隣のコンビニエンスストアに目が行ってしまうことが悩みでした。
また、「鉄板餃子」など料理が好きな常連さんに支えられていますが、コロナ禍で来店客数が減り、新規客の獲得からも折込チラシの活用は必須でした。

お店の存在や場所を認知いただくこと、コロナ禍でテイクアウトや出前が可能なお店であることを伝えることがチラシの大きな役割です。
特に、地元に周知している新聞販売店主からは、この地域には出前を行なっているお店が無いという意見もあり、よりチラシに対する期待が膨らみました。

チラシ制作で工夫したことは、出前、テイクアウトを利用してもらえるように裏面にメニュー表を掲載。家庭内に保存しやすいA4サイズのコンパクトなデザインにしました。また、表面はインパクトが有るように、1番の売りである鉄板餃子をメインイメージにし、次にお値打ちなファミリーコースと気軽に利用できるランチメニューを配置しました。
(企画を元にしたラフ画を作成しイメージを共有↓↓↓)

奥様と息子さんから、読み方や材料について表記を付けてほしいと要望がありました。
例えば、青椒肉絲の材料は豚肉、酸辣湯麺を"スーラー"タンメンと発音することなどです。
注文の際の聞き間違いや出来上がり料理とのズレなど、お客様に不便をおかけしているとのこと。
長年お客様と接している奥様の経験と、問題のポイントを的確に掴んでいる息子さんの現場感覚に感心しました。

その他に、出前ができないめん類を“記号”で表し分かりやすくしたり、注文時に必要な電話番号と地図も大きく記載しました。

また、メインイメージの鉄板餃子に似合う背景色のバランス変えてはどうかとの提案がありました。

グレーと赤色の割合や見出し文字とロゴマークの大きさもバランスを変えた2パターンを準備して比較しました。

パターン1 上部に赤色の帯
パターン2 上部帯を無しに

「チラシを新聞に折り込んだ当日、『チラシを見たよ』というお客様にたくさん来ていただきました。
店内が満席になる時間も多く、出前も次々と電話があり、中には初めて注文するという方もありました。
テイクアウトもたくさんありました。翌日日曜日も同じような感じで、チラシの効果は二週間くらい続いたと思います。
チラシを入れていない地域の方にも来ていただき、クチコミか何かかな、と思っています。 

また、裏面をメニューにしたことで待合所に置き、事前にメニューを決めていただけたことや、お店のメニューよりも見やすい、なんて声もありました。
こんなに効果があるとは想像してなく、これからも積極的に折込チラシを活用したいと思います。

今回の制作費は、岐阜市広告宣伝支援事業の補助金を利用されましたので、申請用紙の準備手配や書き方、見積もりと作成スケジュールを確認していただきました。

尚、補助金利用には、申請して許可が出るまでに時間が必要になるので、それまでに準備できることは何かを伝えました。
また許可後は2ヶ月で実施するのが条件。
通常は3ヶ月かかるのを短縮できるように協力を依頼して実施することができました。

奥様とご主人様が笑顔で語られる姿を拝見し、微力ながらお力になれ幸いでした。

また、新聞販売店としても折込チラシをお届けすることで地域経済の活性化に少しでもお役に立てている責任と商売の原点を感じました。

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